今、ひとつの時代が終焉を迎える。
ラスタバド最終章 前編 『聖地封印』
召還の中断で『ラスタバド聖地・異界の門』にその半身を捕らわれたギルタスは完全な復活が近づくにつれラスタバドを徐々に崩壊させ始めた。 ラスタバド八大長老は崩壊しつつある『聖地』をかろうじて封印し、デスナイトと化した『大神官ダンテス』や他の長老らと共にラスタバド入口へとその棲家を移した。そして消えつつあるラスタバドは、四大軍王が起居する一部地域だけが残された。
一方、八大長老の『バロード』は、種族の危機に際し本来の姿へダンテスを覚醒させるために、ダークエルフ伝説の剣『真冥王の執行剣』をダンテスの手に握らせた。その瞬間途方もない暗黒の気配に周辺は曝され、長老達はこれを覚醒の予兆と見て、自分たちの魔力をダンテスに注ぎながらその周辺を守ることになった。