日本独自コンテンツ「マップ」の開発コンセプトは!?
日本独自コンテンツに登場する狩場は、妖怪に追われた日ノ本の主「日吉丸」の元居城となります。開発チームインタビューの第三弾は、マップの制作エピソードやコンセプトについてご紹介いたします!
姫路城や大阪城など様々な城を参考にしました。
日ノ本の城は、城の入口(惣構え)をはじめとして、ボスモンスターが出現するメイン建物である天守閣まで計4つのマップで構成されています。惣構えー二の丸-本丸-天守閣のマップ構成となっており、天守閣に近づくほど、強いモンスターと対戦することになります。
Lv30からLv50以上のユーザーに楽しんでいただける狩場です。マップのサイズは狩りの楽しさが実感できるよう最適のサイズで設定されています。
リネージュというゲームに東洋的な要素を加味する作業は容易なことではありませんでした。
例えば、森ひとつにしても東洋風の森(松の木が立ち並ぶ森)にしないといけませんでしたし、東洋の中でも日本的な要素を出す必要があったので、そういった細かい表現をするところが難しかったと思います。
日本の城の屋根には城を火災から守るために想像上の動物「金鯱」が乗せられていますが、最初は金鯱について勉強不足だったので、何も考えずに魚の頭にしましたが、後から実は虎の頭だということを知り、急きょ修正しました。
もし修正しないままアップデートしていたらどうなっていたことやら、考えるだけで冷や汗が出ます(苦笑)。
今回アップデート作業をしながら、日本の家屋の形や構造、日本庭園について勉強する機会がありましたが、非常にシンプルでありながらも面白みがあると感じました。
このような日本ならではの文化を盛り込んだ空間、日本独自のテーマで作られた空間をリネージュの中に実現したいと思っています。